薪ストーブ「パナデロ」が秋田県初上陸です!
パナデロの設置を予定している秋田県秋田市内のY様邸で、設置に向けた打ち合わせをしてきました。
弊社では、これまで青森県(太平洋側)・岩手県・福島県と、東北の太平洋側において施工の機会をいただいていましたが、今回初めての日本海側!秋田県遠征です!
青森県の太平洋側に住んでいることもあってか、実はこれまでほとんど秋田県に縁がなく、隣県なのに伺うのは片手で数えるほどしかありませんでした。
今年の2月に、依頼者様がYew Villageの展示場まで、ISLAのデモ機を見学にお越しいただいた際に、秋田にこれまで縁がない旨をお話すると、依頼者様のご自宅に宿泊させていただきながら現地の打ち合わせを行うこととなり、今回の秋田遠征となりました。
パナデロを選択いただいた理由
それは、
「スギの間伐材を薪として活用したいから」。
依頼者様は、スギを主体とした山林を所有し、間伐材※を有効に活用したいと日々思案されていました。
※間伐材:スギの生育過程で、曲がりが大きいものや枯れてしまった木などを一定の間隔で間引く際に発生する材
ご自宅にはすでに薪ストーブを2台設置し、稼働しているとのこと。
これまでは、広葉樹の薪を購入して燃料としていました。
新たにリフォームを終えた客間に、薪ストーブを設置することになり、
スギの間伐材を薪として利用するため、さまざまな機種を検討する中で、パナデロに興味を持っていただきました。
2月にYew Villageの展示場にお越しいただいた際には、実際にALTAの燃焼をご体感いただき、既にご自宅に導入している2台と性能差を比較され、導入いただくことになりました。
また、シンプルなデザインも気に入っていただけました。
毛嫌いされているスギをはじめとした針葉樹の燃焼を得意とするPANADEROの薪ストーブについては、下記の過去ブログに詳細を記していますので、ご参照ください。
秋田での事前打ち合わせ
現場での事前打ち合わせでは、リフォームを担当された工務店の社長さんもお越しいただき、3者で、薪ストーブの設置位置や天井及び屋根を抜く箇所、煙道囲いの仕様などについて、打ち合わせを行いました。
Yew Villageでは、煙突を屋根抜きする際には、積雪による煙突の損傷を考慮し、チムニー施工を標準としていますが、既設の薪ストーブの煙突がいずれもフラッシングを用いており、これまで一度もトラブルはないとのことでしたので、フラッシングでいくこととなりました。
宿泊のお礼
打合わせは早々に終了し、その後は宿泊させていただくお礼として、広いお庭の不要木等の片づけをお手伝いさせていただきました。
もちろん、不要木も薪ストーブの燃料として利用される予定です。
手入れが行き届いたお庭も素敵ですが、室内は無垢材がふんだんに用いられており、まるで老舗旅館に宿泊に来たのかと勘違いするほど、センスあふれる素敵な空間でした。
そんな素敵な空間にパナデロの火が灯るのがとても待ち遠しく、今月末に控えたストーブの設置が今から楽しみです。
夜にごちそうになった秋田の銘酒たち、おいしかったなぁ。
心もおなかも満たされた秋田路となりました。
薪ストーブ導入の補助金
昨今の燃料代の高騰を受けて、自治体から薪ストーブ及び薪ボイラーの導入費補助金が設定されています。
東北各県の補助金をリストにまとめましたので、ご参考ください。
希望される方は、無料で宿泊での体験も可能です。
ご相談の際に、併せてお知らせください!