当社では、主にPANADERO社の薪ストーブを取り扱っています。
本体の薪ストーブの性能を最大限活かすために、実は煙突の性能が重要です。
今回は、DINAK社の煙突についてご紹介します。
煙突
DINAK社は、品質基準の厳しいヨーロッパで安心への信頼感を高めてきた、スペイン煙突業界のリーディングカンパニーです。
その信頼を支えるポイントは3つあります。
高い断熱性能
二重煙突は、厚さ30mmの断熱材を使用し高い断熱性を持つことで、次のような安全性を向上させています。
● 煙突内部の熱が周囲に伝わりにくく、火災や火傷のリスクが減ります。
(内部排気の温度600℃の場合、表面温度は120℃程度)
● 排気の上昇気流を促し、安全に屋外へ排出できるため、薪ストーブが安定して燃焼します。
● 排気の低温時に起こるタールや煤の付着を防ぎ、煙突火災のリスクを減らします。
上記のメリットから、屋内部分でも二重煙突での施工をおすすめしています。
耐久性
煙突の素材は、腐食性能に優れるステンレスを使用しています。
特に二重煙突は、ヨーロッパの安全基準・金属製煙突の分類における耐腐食性能の最高ランク「V3」を取得している、世界的にも希少な耐久性を持っています。
施工性の高さ
独自の構造は、接合部の断熱性を保ちつつ、構造的にも強化する仕様になっています。
煙突の外側には特殊な黒耐熱塗装を施し、指紋が付きにくく汚れにくいため、メンテナンスしやすくなっています。
DINAKの代名詞 「ドラフトスタビライザー」
燃焼中の薪ストーブ内の気圧に合わせて給気し、煙突内の上昇気流の強さを自動で調整することで、効率的かつ安定的に炉内の燃焼をサポートします。
薪ストーブにドラフトスタビライザーを併設することで、燃焼時の空気調整は基本的に不要で、誰でも気軽に火力の管理ができます。
PANADEROの薪ストーブ×DINAKのドラフトスタビライザーの組み合わせは、パッと燃えやすい針葉樹の薪でもトロトロと燃やすことができ、多様な樹種の薪に対応できます。