今日は3月3日。
次女が保育園で製作したお内裏様とお雛様を連れてきてくださいました。
どの位置から見てもこちらを見下しているお内裏様と
我々には見えないものが見えているお雛様です。
お内裏様の目の位置は多分ですが髪の中。
怪盗uか、もしくはタートルズにインスパイアされているんでしょうかね?
次女ちゃんの自由な感性、将来が楽しみです。
さて、今日は公務員を辞めて、田舎暮らしを始めてみて、どうかという話です。
結論からいうと、タイトルにも書きましたが、最高です。
もう、公務員の仕事、あのころの生活に戻りたいとは1mmも思いません。笑
精神的な負担
公務員を辞めたばかりのころ、辞めた経緯を説明する機会が度々あったのですが、相手のリアクションは2つに分けられます。
90%の人からは、
「もったいない」
と言われました。
「もったいない」の中には、黙って稼いでいれば、安定した給料がもらえただろうに、定年の時にはしこたま退職金がもらえるのに、判断を誤ったんじゃないのかなどなどの含みが明らかに込められています。
残る10%の方は、
「最高だね!」
「これからが楽しみだね!」
と自分のことのように喜んでくれました。
この両者の違いについて、あくまでも個人的な見解ですが、後者の反応をする方は、自分の人生を全力で生きている人、言い換えれば、他の人にどう思われているか気にせず、自分が何をしたいかで判断、行動できている人。脱サラしフリーランスで活躍する方や経営者の方など、自分で自分の人生を切り開いている人は、私のチャレンジを本気で喜んでくれました。
逆に、前者のリアクションをする方は、決まってサラリーマンでした。
アメリカで老人を対象に行われた調査で、自分の人生の後悔を質問したところ、7割以上の方が、
「もっとチャレンジすればよかった」と回答したようです。
私は、公務員でいることが私の人生にとってリスクだと感じ、自分の責任のもと、チャレンジしたいと思い退職、起業したので、現状とても満足しています。
家族との時間
公務員を退職して最もよかったのは、家族との時間が劇的に増えたことです。
かつては、深夜の1時、2時まで仕事をして、また朝8時30分に役所に向かう、休日はイベント等で家にいないという状況だったため、長女が小さかったころの成長の記憶があまりありません。
このころは、私が担当の新規プロジェクトが同時並行で2~3件進行しており、そこそこやりがいも感じていたので、仕事することに疑う余地もなく、ただがむしゃらに働いていました。
現在は、遅くとも夜7時には帰宅できるので、家族との団らんを楽しむことができています。自分が時間の管理がへたくそなだけだったということもあるかもしれませんが、役所の時の仕事は結局、与えられた仕事で、私が創造したものではなく、極端にいえば、だれでもできる仕事を漫然とやっていたんだなと痛感しています。
一方、現在は自分の責任の下、新しい仕事にチャレンジしており、不安で眠れない時も多々ありますが、家族との時間を十分に確保できており、エネルギーをたくさんもらっているので、持続的にチェレンジができる環境です。
次女が生後4か月の時に退職したので、次女の成長には寄り添うことができています。長女や妻には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私が大好きな家族との時間の中でも、大好きな散歩。
先日も春を探すためにみんなで出かけました。
道路の脇にはまだまだ雪が残っていますが、道路はこのとおり乾いており、緑もすこし顔を出しています。
家族との何気ない時間がとても大切であると気がつくことができたのも、環境を変えたおかげです。
金銭的にはどうなの?
多くの方が公務員や会社員を一度はやめたいと考えたことがあると思いますが、金銭的な不安が頭をよぎるはずです。
これについても結論を先に書くと、収入は減りましたが、貯蓄率は劇的に増えました。
まず、現在の家賃が月1万円なので、1年間の家賃が青森市に住んでいいたころの2か月分で済みます。これはとても大きいです。月々5万円ほど支出を減らすことができています。
あとは、先ほど登場した農薬や肥料を一切使用せずに野菜を栽培する春さんと、
薪⇔野菜の等価交換をしており、我が家では野菜を買うことがほとんどなくなりました。
買うとすれば、春さんが生産していないキノコやもやし、アボカドくらいです。
公務員時代は、毎年給料がコンスタントに増えていましたが、給料の増加に合わせて成果水準も上がっており、毎月手元に残るお金は変わらないという状況でしたが、現在はほとんどものも買わなくなったこともあり、公務員時代より収入は減りましたが、確実に貯蓄率が向上しています。
結局、いくら収入があろうが、支出の方が上回っていれば、いつまでたっても赤字のままですので、このことに気がつくことができて、家族で楽しく実践できていることが今の充実感につながっているんだと思います。
これからも田舎暮らしを家族と満喫しながら、楽しくて稼げる林業に挑戦していきます!