開校から3年目を迎える青い森林業アカデミーに、野外活動時の休憩や実習で使うテントを寄贈しました。
当該施設は1年間の研修で、林業の基礎知識や技術、各種資格を取得できるところです。
詳しくは下記HPから施設の概要・取り組みをご覧ください。
青い森林業アカデミーの思い出
当該施設は、個人的にも大変思い出深い所です。
私が県庁林政課に在籍していた時に、就業前研修の構想が急遽立ち上がり、当時私の隣の席だった、顔は怖いけどとてもハートフルな先輩Jさんが、2年間死に物狂いで奮闘し予算を勝ち取った、魂のこもった事業。
毎晩毎晩、Jさんとの馬鹿話やこんな林業面白そうだよねと冗談半分で語り合い現実逃避をしていたのが、昨日のことのように思い出されます。
Yew Villageの現在の事業の一部は、冗談交じりの会話の中から事業のヒントをいただき実践しているものもあり、Jさんは私にとっては、顔は怖いけど心の恩人だと強く感じています。顔は怖いけど。
県庁時代のことは下記で少し触れています。
山づくりにつながる取り組みへの寄付
そんな青い森林業アカデミーに、弊社で何かお手伝いができないかと相談したところ、
野外実習時に、研修生たちが炎天下の中、太陽を遮るものもなく休憩している。
これまで休憩時や実習時に使えるテントの購入を思案してきたが、予算の都合で開校以来2年間実現していない。
とのこと。
弊社は、先人たちが長い時間をかけて大切に育ててきた森林から木を伐りだし、製材品や建築とすることでお金をいただいています。
ですから、山からいただいた利益の一部を次の山づくりにつながる取り組みに還元したいと起業当初から強く考えてきました。
そこで今回は、次代の山づくりを担うキコリの卵たちの活動をお手伝いしたいと思い、テントを寄贈させていただくこととなりました。
今回は、貴重な機会をいただきありがとうございました。
次年度以降も継続的に寄付ができるよう、しっかり「稼げる林業」を実践していきます!